POP
- メールをダウンロードして端末に保存
- サーバーからメールを削除(通常)
- 1台のデバイスでの利用に適している
- オフラインでメール閲覧可能
- ストレージ容量を節約(サーバー側)
IMAP
- メールをサーバーに保存したまま管理
- 複数デバイスで同期可能
- フォルダ構成も同期される
- サーバー容量を使用し続ける
- リアルタイムで状態が反映される
POP の動作イメージ
メールサーバー
→
あなたの端末
メールをダウンロード後、サーバーから削除される
※設定でサーバーにコピーを残すことも可能
IMAP の動作イメージ
メールサーバー
(マスターデータ)
(マスターデータ)
⇄
複数の端末
(同期)
(同期)
メールはサーバーに保存され、全デバイスで同期される
項目 | POP | IMAP |
---|---|---|
メールの保存場所 | 端末(ローカル) | サーバー |
複数デバイス利用 | 不向き | 最適 |
オフライン閲覧 | 可能 | 限定的(キャッシュのみ) |
容量 | 端末に依存 | サーバーの容量に依存 |
バックアップ | 各端末で必要 | サーバー側で一元管理 |
利用シーン | 1台のPCで利用 オフライン作業が多い |
スマホ・PC・タブレット併用 どこからでもアクセス |
💡 どちらを選ぶべき?
IMAPを推奨: 現代では複数デバイスを使うことが一般的なため、ほとんどの場合IMAPが便利です。Gmail、Outlook、iCloudなどの主要サービスもIMAPを標準としています。
POPが適している場合: サーバー容量が限られている、または1台のPCでのみメールを管理したい場合はPOPも選択肢になります。